自然っていいなあ!!
カワモズク
1998年7月17日撮影
矢橋の河畔、林内の小川にて見つける。
県内でも数カ所でしか生育が確認されていない、淡水産の紅藻植物であるカワモズクが矢橋の林内の小川に生えていました。前から何かな、と少し気にはしていたのですが、大きく育ったものをとってみて初めてカワモズクと確認できました。
カワモズクは水質がよく、水温が10〜15度くらいあればどこにでも見られるものでしたが、最近は環境の悪化で生育地域が限られているようです。
カワモズクの生育している小川
最近のカワモズク発見のニュースでは次のものがあります。
1994年
松本市内の奈良井川の松島橋付近で、植物学者の山崎林治さんが50年ぶりにカワモズクを確認。1997年
大滝村の上松町境の王滝川支流で、元小学校長の永井節治さんが木曽郡内では初めてカワモズクを確認。